ヤドカリの飼い方!簡単に飼えるヤドカリのお世話の方法とコツ

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ヤドカリを飼うときの大切なポイントは二つ!

それは「最初にきちんと道具を用意すること」と「お水をキレイに保つこと」。

これをきちんと守ってあげれば、長く大切に飼うことができますよ。

今回の記事ではヤドカリを飼うときに欠かせない、

・ヤドカリが好きな環境

・用意するものはなにか

・お水をキレイに保つコツ

この三点について詳しくご説明いたします。

 

 

 

 

海でヤドカリを捕まえた!ヤドカリを家で飼うことはできるの!?

 

潮干狩りや海水浴に行ったときに浜辺で見つけたヤドカリをお家で飼うことはできますよ。

ただし注意していただきたいのは、ヤドカリは基本的に水中で生活する生き物。

あなたが浜辺で見つけたヤドカリは、じつはたまたま浜辺に打ち上げられたヤドカリ。

 

または、住んでいた海の水が汚くなっていたり、

ヤドカリに合わなくなったりしている場合に陸に避難してきたヤドカリなのです。

 

もし見つけたヤドカリが海から避難してきたヤドカリだったら、

むしろお家に連れて帰って飼うのが親切かもしれませんね。

 

このように基本的には海の中で生活しているということは、

あなたのお家で飼うときに大切なのは

「住んでいた海の中となるべく同じような環境を作ってあげること」ですよね。

 

もしあなたが突然住んでいるところとは全然違うお家に連れてこられて、

全然違う環境で生活しなさいと言われても困ってしまいますよね?

それと同じことなのです。

 

それではどのようなものを準備すれば

「住んでいた海の中と同じような環境」にしてあげることができるのか?

 

次の項ではいよいよ準備するべきものを一つひとつご紹介していきますよ。

 

 

実は簡単に飼える?ヤドカリの飼い方の基本と必要な物リスト!

 

ヤドカリを買うのに必要なものリストです。前の項でお伝えした

「住んでいた海の中となるべく同じ環境」にできるように、

ひとつひとつ詳しく説明しながらご紹介しますね。

 

水槽

ヤドカリはとても活発な生き物なので、脱走が大の得意技。

蓋がない水槽で飼っているとすぐに脱走してしまいますよ。

水中で生活しているヤドカリは、

うっかり水槽から脱走して水がない場所に放り出されてしまうと、

魚と同じで死んでしまいます。

必ず蓋つきの水槽を用意してあげてくださいね。

大きさは、一匹で飼うなら横幅が30センチくらいのものが丁度良いでしょう。

3匹~4匹の場合は、横幅が50センチから60センチの水槽を選びましょう。

 

砂またはサンゴ

 

ヤドカリは砂にもぐって脱皮をする習性があります。

また移動するにも水槽のツルツルした底だと爪がひっかからず上手に移動できません。

いちばん良いのは、ヤドカリを見つけた砂浜の砂を持ち帰り、

綺麗に水で洗って水槽に敷いてあげること。

「住んでいたところとなるべく同じ環境にしてあげる」ことにつながります。

または、ペットショップやホームセンターで市販されている

「ヤドカリ用のサンゴ砂」という砂を敷いてあげましょう。

敷き詰める量は、背負っている貝殻の大きさを含めたヤドカリの大きさの3倍くらい。

このくらい敷き詰めてあげると上手にもぐることができますよ。

 

 

水中で生活するヤドカリにはなくてはならないものです。

こちらもいちばん良いのは、

ヤドカリを見つけた海の海水を持ってきて水槽に入れてあげること。

しかし見つけて持って帰ってくるときは海水を持ち帰ることが簡単にできそうですが、そ

この海がお家から遠い時などはむずかしいですよね。

ですので水道水を一晩おいて、

「カルキ抜き」を十分にした水を水槽に入れてあげてください。

そして水道水を使うときには「海水の素」という薬液を入れてあげてください。

これを入れることにより、より海水に近づけてあげるのです。

こちらもペットショップやホームセンターで市販されていますよ。

 

ろ過装置

 

金魚などを飼うときにも水槽に入れるブクブクと水泡が出てくる装置です。

海水には酸素も含まれるため、人工的に水に酸素を入れてあげなければなりません。

またこの装置には水が汚くなるのを防いでくれる「ろ過機能」がついているので、

水質の悪化を防ぎます。

 

エサ

ヤドカリ用のエサを用意します。ヤドカリは雑食性なので基本的にはなんでも食べますが、

水が汚くなるのを防ぐためにも市販されている

「ヤドカリ用のエサ」を与えてあげるのがいちばん良いでしょう。

ただし注意していただきたいのは、ヤドカリはとても少食だということ。

エサをあげすぎるとどんどん成長してしまいますし、水が汚れる原因にもなりますよ。

 

貝殻

 

なんといってもいちばん重要な引越し用の貝殻。

脱皮をするたびにからだが大きくなり、入っていた貝殻が窮屈になってしまいますので

少し多めに入れてあげましょうね。

こちらもペットショップやホームセンターなどで市販されています。

 

大きめの石か樹木

 

こちらは絶対に用意しなければいけないわけではありませんが、

ヤドカリが休憩するためにあると便利です。

飼っているときに石や樹木の上によく登るようになったら、

それは水が汚れすぎているかヤドカリに合わないというしるしになりますよ。

 

ヒーター

 

熱帯魚などを飼うときにも使うヒーターです。

ヤドカリはもともと暖かい地域に生息する生き物なので、

冬場でも20℃を下回らないようにしてあげましょう。

 

 

 

 

ヤドカリ飼育のコツとポイント!かわいいヤドカリで癒されよう!

 

以上がヤドカリを飼うときに必要な道具です。

ちょっと多いなぁと感じるかもしれませんね。

しかし最初にきちんと準備万端に用意してあげれば、

あとはお水を変えたり砂を洗ってあげるだけで長生きしてくれるのです。

 

犬や猫のようにしつけをしなければいけないわけでもなく、お散歩も不要なので、

準備さえしてしまえば飼うのはとても簡単なのですよ。

 

飼育の最大のポイントは「水をキレイに保ってあげること」だけ!

 

キレイに保つコツは、2週間に1回くらいのペースで砂を洗ってあげることと、

水も全体の量の3分の1の量を2週間に一回くらいかえてあげること。

 

このときお水の量は、少ないと汚れやすくなり、

多いと汚れにくくなるということを覚えておいてください。

 

あまり頻繁に水替えをおこなうと、ヤドカリにとってストレスになってしまいます。

飼っているうちに最適な水の量がわかってくるので、

上手に水替えをおこないキレイに保ってあげてくださいね。

 

 

まとめ

 

最初にお伝えした通り、

「最初にきちんと道具を用意すること」と「お水をキレイに保つこと」を

きちんと守ることがヤドカリを上手に飼うポイントです。

 

小さな生き物を飼うことって、すごく勉強にもなりますし、

なにより自分に小さな兄弟が出来たようなきもちになるものです。

 

毎日ていねいにお世話をすることでどんどん愛着がわいてきて、

大きくなるのがとても楽しみになってきますよ。

 

観察日記をつけてみるのもとてもおススメ。夏休みの自由研究にももってこいですよ。

 

「ひとつのことに夢中になる」ということは、

あなたが大人になったときに必ず役に立つことでしょう。

 

飼い方のポイントをおさえて上手に飼育してみてくださいね。

 

 

 

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