ダッチオーブンの使い方は簡単!炭の火力調整のポイント3つを紹介!

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ダッチオーブンの火力として個人的におススメのしたいのは、

豆炭とオガ備長炭の併用。

 

どの炭を使うか、下火と上火の炭は同じ種類にするのか、

そもそもどのように着火させるのかなど、方法は人それぞれですが、

初心者でも比較的簡単にチャレンジできる方法ですよ。

 

オガ備長炭を着火させた中に豆炭を投入し着火させ、

豆炭に十分火が回ったら蓋の上に置いていくという方法が

いちばん確実ではないかと思います。

 

ごく簡単にいうと、オガ備長炭の火力を豆炭の着火剤として利用するのです。

 

今回は、初心者でも比較的使いやすい豆炭とオガ備長炭をご紹介。

それぞれの炭の特徴と、火おこしの手順を詳しくご説明いたしますね。

 

 

豆炭がとても使いやすい

豆炭が使いやすいいちばんの理由は、使う個数によって火力が調節できるから。

 

豆炭というのはその名の通り豆のように丸っこくてコロンとした形をしており、

ひとつひとつの形や大きさが均一なのが最大の特徴です。

 

このひとつひとつの形と大きさが均一という特徴を生かして

火力を調整するというわけですね。

 

形と大きさが均一ということは、

一つ当たりの火力もおのずと一定だということ。

 

たとえば倍の火力にしたければ単純に豆炭の数を倍にするといった具合に、

個数で調節が可能なのです。

 

そして燃焼時間も長く、なんと木炭の2倍ほどの燃焼時間と言われています。

 

また豆炭の特徴として「着火しやすい」という点も挙げられます。

この特徴を大いに活用し、着火したオガ備長炭の中に豆炭を入れて

着火させるという方法を強くおススメいたします。

ようするに、オガ備長炭の火力を豆炭の焚き付けにするということですね。

 

豆炭が着火したらすぐにダッチオーブンの上蓋に乗せていきます。

乗せる量は「ダッチオーブンのインチ数プラス3個」。

これが中火の丁度良い火加減になるので是非とも覚えておいてくださいね。

※たとえば、10インチのダッチオーブンであれば

上火の豆炭は13個が中火の火加減。

 

上火は下火より消えやすいので、豆炭は数に余裕を持って着火しておくと良いでしょう。

一個消えてしまったら、一個追加するみたいな感じです。

 

また「インチ数プラス3個」で中火の火加減なので、

弱火にしたい時には個数を減らし、

また強火にしたい時には個数を追加すれば良いのです。

 

 

オガ備長炭は火力がすごい

前の項でも少し触れましたが、

オガ備長炭は下火として利用することがおススメですよ。

 

なぜならオガ備長炭はとにかく火力がピカイチ。

この火力が強いという特徴を大いに活用しましょう。

 

火をおこすときには先ず下火にするオガ備長炭を着火させます。

強い火力を利用して、全体に火がまわったら豆炭を投入するのです。

豆炭に火が回ったら蓋の上に乗せ、

下火のオガ備長炭はそのままくべらせておけば大丈夫。

 

ちなみに下火の火加減は、炭の個数や量ではなく

「炭からダッチオーブンがどのくらい離れているか」によって調整します。

ですので、豆炭が増えたり減ったりしても

ダッチオーブンの位置を調整することで火力調整をしますのでご安心を。

 

丁度よい中火の火加減にするには

、炭とダッチオーブンの間に火ばさみがスレスレで通るくらいの距離にします。

3センチから5センチ離すといった具合ですね。

 

こちらも弱火にしたければダッチオーブンの位置を上げ、

強火にしたいときにはダッチオーブンの位置を下げて調整します。

 

 

ダッチオーブンの蓋の上に炭を置くときの注意点

ダッチオーブンの蓋の上に乗せた炭は、やはりどうしても消えやすいのが難点。

炭の消火を防ぐには、炭全体に十分に火を回らせることです。

 

芯の部分は着火していないなど、着火が不十分だとやはり消えやすくなってしまいます。

豆炭は充分に火が回ると真っ白になるのが特徴です。

表面が白くなりパチパチとした音がきちんとしているのを

確かめてから蓋の上に置きましょうね。

 

前の項でもお伝えした通り、蓋の上の炭は消えてしまうのを

前提に多めに着火させておくのもおススメです。

 

予備を下火の備長炭の中に入れておけば、

消えてしまったときに慌てる心配もありませんよ。

 

そしてもう一つ。

そもそも蓋の上に炭を置く必要があるのかも問題ですね。

 

ダッチオーブンの蓋の上に炭を置くのは、

中の食材に上からも熱が加わるようにするためです。

 

ローストビーフやローストチキンなど、

上下からの熱によってじっくりと火を通さなければならない料理の場合には、

上下均等に熱源が必要ですね。

 

あとは食材の上にチーズなどがかかっており、

食材の上の部分を焼きたい料理にも上からの熱が必要です。

 

しかしシチューやスープなどの煮込み料理はどうでしょう?

上からの熱源は特段必要ではありませんよね?

それに煮加減を見るために頻繁にダッチオーブンの中を見たりもします。

さほどの圧力も必要ではありません。

 

このように料理するものによって、

蓋の上に炭を置く必要があるかないかも判断してください。

無駄な燃料はなるべく使わないほうが良いですものね。

 

 

まとめ

それでは最後におさらいをしておきましょう。

 

・まずは下火のオガ備長炭を着火させる

・着火させたオガ備長炭のなかに豆炭を投入し着火させる

・着火した豆炭を蓋の上に置いていく

・上火の炭の量は「ダッチオーブンのインチ数プラス3個」

・下火の火加減はダッチオーブンの位置で調整する

・下火の炭とダッチオーブンの間に火ばさみが通る程度の距離が丁度よい火加減

・下火の中には常に予備の豆炭を入れておく

 

以上が初心者でも比較的簡単に、

かつ失敗がなく取り組める火力調整のポイントです。

 

多くのアウトドア愛好家の方が口をそろえて言うのは、

実際にやってみて経験を積むのが大切だということ。

 

そして、火加減がどうしてもわからなくて不安なときには、

実際にダッチオーブンの蓋を開けて中を確認するのが良いそうです。

 

なんといってもダッチオーブンの醍醐味はラフさと豪快さ。

あまり失敗を恐れずに思い切ってやってみてくださいね。

 

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