運転免許証の返納を考えている人必見!年齢から見る実態調査!

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運転免許証の自主返納は、道路交通法で1998年に制度化されました。

高齢者の人口が増え、それに伴い交通事故も多くなっています。

 

高齢者になると、運動機能や反射能力が低下したり、

認知症がはじまってしまうことにより、

運転が思うようにできず、交通事故につながってしまいます。

 

テレビのニュースでも、高齢者による事故が取り上げられることが増えました。

そんな中で、少しずつ注目を集めているのが運転免許証の自主返納です。

 

実際に、返納者の数は年々増加しています。

 

少しずつ認知度も上がっているようですが、

その内容とはどういうものなのでしょうか!

運転免許証を返納するとどうなるの?

運転免許証を返納すると、運転経歴証明書を

発行することができるようになります。

 

運転免許証を返納してしまうと、

普段使っていた身分証明書がなくなってしまうことになりますよね。

その代わりとして使えるのが、この運転経歴証明書です。

 

この運転経歴証明書は、身分証明書として使えるだけでなく、

提示によりさまざまなサービスを受けることができます。

 

どのようなサービスが受けられるかというと、

 

・鉄道やバスなどの公共交通機関の料金の割引

・タクシー料金の割引

 

など、交通面でもうれしい特典が用意されています。

さらに、

・金融機関での金利面の優遇

・買い物など、商業施設の割引

 

など、いろいろな場面でのサービスを受けることができるのです。

 

運転免許証の返納で一番不安なのが、交通の便についてではないでしょうか。

そんな中で、バスや鉄道の割引の特典を受けられるのは非常にありがたいですね。

返納する割合が多いのはどの年代か?

年代別に見てみると、運転免許証の返納者は、

70代の年代の方が1番多く、

中でも特に、70~75歳の年代が最も多いようです。

 

返納者の数は、65歳から増え始めています。

実は、先ほどご説明した、運転経歴証明書の提示による特典は

65歳以上から受けられるものです。

 

そういったことを知っていれば、

返納する際も65歳以上になったらと考える理由にもなりますね。

 

また、高齢運転者標識、一般的にはもみじマークと言われている標識は、

現在70歳以上の運転者が対象とされています。

 

つまり70歳以上になりますと、高齢運転所というくくりになります。

そういったことが、免許証の返納を考える1つのきっかけに

なっているのではないでしょうか。

 

さらに、70歳~74歳の方は、

高齢者講習を受けなければ免許の更新ができません。

75歳以上になると、講習の受講に加えて、

認知機能の検査を受けなければなりません。

 

そういった手間がきっかけで、

免許証の返納を考える方も少なくないのではないでしょうか。

たとえば普段あまり車を運転しない方であれば、

手間をかけて更新の手続きをするのは大変ですよね。

 

手続きをせずに期限が切れてしまうよりは、

返納をして運転経歴証明書を発行してしまう方がよいでしょう。

返納する際の注意事項は?

運転免許証の返納は、年齢制限もありません。

誰でも簡単にできる手続きですが、

返納の前に注意事項について確認しておきましょう。

 

まず、免許証は1度返納してしまうと基本的に取り消しができません。

もう一度免許証を取得するには、1から免許を取り直さなければなりません。

 

また、免許証の返納によってもらえる運転経歴証明書は、

返納したら自動でもらえるというものではありません。

発行のための別の手続きが必要になりますので、

忘れないようにしましょう。

 

交通違反などで免許取り消しの場合などは、

証明書の発行はできませんので、注意が必要です。

また、免許証の返納後、5年以内でなければ証明書の証明書の受け取りができません。

 

可能であれば、免許証の返納時に一緒に発行の手続きを

済ませてしまうことをおすすめします。

 

運転免許証を返納してしまうと、自分で運転することができなくなってしまい、

家に引きこもりがちになってしまう人も少なくありません。

 

家に引きこもってしまうと、運動機能もますます低下してしまいますし、

気持ちもふさぎ込んでしまいがちです。

 

そうなってしまわないように事前に対策を考えておくことも必要でしょう。

 

運転免許証を返納すれば、先ほどご説明したように、

交通機関の割引や、商業施設での買い物の割引のサービスを受けることができます。

返納する前に、近所で受けられる特典を調べてみたりすると、

返納後の生活にも楽しみを作ることができるかもしれませんね。

 

せっかくのサービスですので、

家に引きこもってしまわずに存分に楽しむことをおすすめします。

まとめ

運転免許証を返納すると、

もちろん自分で車を運転することはできなくなってしまいます。

車を使わなければならないところに出かける場合、

どうしても家族などに頼ることになります。

 

そういったことで家族とトラブルになるということも少なくはありませんので、

返納の際は家族と事前に話し合うことをおすすめします。

 

車は運転できなくなってしまいますが、

その代わり自分の運転ミスにより思わぬ事故を起こすことは避けることができます。

返納によって受けられるサービスで、

これからの生活を楽しんでみるのもいいかもしれませんね。

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