新入社員がやめたいと相談してきたらどうする!?大人の対応は!

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今の時期はゴールデンウィークあけということもあり、

梅雨前ということもあり、退職相談が増える時期です。

 

ではそんな時期だからかやめたいと新入社員から相談があったら?

 

折角入社してから色々教えて目をかけてきたのに、

もう辞めるのかよと腹をたてるかもしれません。

悲しくなるかもしれません。

 

もしかしたら自分が何かしたのかと気にかかるかもしれません。

新入社員には頑張って欲しいですよね。

 

そんな時あなたが取るべき頼れる大人の対応は何でしょうか。

 

 

まずは話を聞いてあげる!

 

まずは話を聞いてあげましょう。

人は話を聞いてもらうと自分を受け入れてくれていると感じます。

 

高ぶっていた気持ちも落ち着いてきて、

冷静に考えることが出来るようになります。

間違っても、理由を聞く前に叱咤激励をしたり、

退職を辞めるよう説得することは辞めるべきです。

 

全て聞いたあと、自分ならこうするのにという思考を

一旦捨てて考えてみましょう。

 

私もよくやって後悔してしまうのですが、

人間は自分の目線でその人の行動や感情を

自分の良いか悪いかで判断して、

その価値観を押し付けてしまいます。

 

自分の良いか悪いかはあくまで自分の価値観で

ありそれをもとに人を批難したり、

説得したりしてしまうと間違った対策を取ってしまう、

傷つけてしまうことがあるのです。

 

例えばあなたも経験があるでしょうか。

 

ある人に親切にしてもらったのに、

自分にとってはそれがありがたくないという経験が。

 

それはある人とあなたの価値観が違うから起こるのです。

 

一旦その人の考え方を偏見も何もなしに理解しようとしてください。

そしてその人の立ち位置からものを見てみましょう。

 

 

理由が曖昧なら聞いてあげて踏みとどまることも!?

 

一通り話をきいたら今度は、相談してきた新入社員と一緒に

もっと気持ちの深掘りをしていきましょう。

 

例えば「僕、この仕事合わないです」といっていたら、

 

「どこらへんが合わないの?」

「つまらないし、自分の才能が活かせてない気がします。」

「具体的に何をしてるときがつまらないの?あなたの活かせてない才能は何?」

「雑用してるときがつまらないです。」

「才能は、才能ってほどのことでもないんですけど、

企画することとかですかね」

「雑用ってなに?」

「コピー取りとかです」

「コピー取りはこの会社じゃなくて他の会社に行ったらやらなくていいのかな?」

 

と言った感じです。

 

あなたのほうがもちろん何年も長く生きているから、

彼よりたくさんの事が見えるかもしれません。

 

質問することにより彼の視野を広げるようなイメージで投げかけていきましょう。

そのうち質問に答えられないときが来るかもしれません。

そこは彼が自分の気持ちにちゃんと向き合ってなかったり、

早合点してるところです。

 

一旦持ち帰り自分ともっとしっかり向き合うように勧めましょう。

 

 

本当にやめたい意思がしっかりしているなら止めないで応援する!

 

本当に辞めたい意思がしっかりしており、会社は自分に合わない、

自分はこれこれがやりたいと志がしっかりしているようなら、

退職を止めないで応援することも必要です。

 

もちろん安易にやめていいというのはその社員のためになりません。

彼にやめていいよと言うのは続けていかせることより簡単です。

 

しかし、人はそれぞれなので、サラリーマンに向かない人も、

あなたの会社の社風に向かない人もどうしても出てくるのです。

 

今は昔より人の多様化が進んでいるように思います。

 

個人が情報発信出来るようになり、色々な個性が露出してきたことで

個性が受け入れられやすい時代になったのです。

彼に会社をやめて何か別の仕事をやるという硬い意思があるなら、

受け入れて応援すべきでしょう。

 

 

まとめ

 

あなたに相談してくれたということは、あなたは信頼されているということです。

面倒くさい気持ちがあっても一旦脇においてくださいね。

 

退職は色々悩んだ末の相談だと思います。

話すのはすごく勇気がいることです。

一旦は、その気持を受け入れてくださいね。

 

ここで辞めるのを止めるか、応援するかの判断ポイントになるのは、

その人に職がなくなり、次の職を始めるまでのあいだ、

自分を奮い立たせて頑張れる覚悟があるかどうかです。

 

次の仕事を見つけて取り掛かれる意欲があれば

とりあえず路頭に迷いはしませんから。

 

あともう一つの判断ポイントは、逃げるためか、挑戦するためか、

辞めるのを止められたいだけか、本音を見極めることです。

 

仕事を諦めてやめたり、自分の置かれた状況が面白くないから逃げるために、

やめた人は次の職場でも同じことを繰り返します。

 

自分がもっと成長するためだったら応援してあげましょう。

辞めるのを止められたい人もいます。

自分の必要性、存在価値を認識できるからです。

 

そういう人にはイラッとせずに、きみが必要なんだと伝えてあげましょう。

 

あなたも仕事で辛くなったことがあるかもしれません。

その時支えてくれたのは誰のどんな言葉でしたか?

きっとあなたの長い生きてきた経験の中で役に立つことがあるでしょう。

 

自分はこういうこともあったんだという失敗談を話してあげてください。

男の人は自分の成功話は良くしますが失敗談をする人は少ないのです。

今のあなたをよく思ってる人ほど、あなたの失敗談に勇気づけられるものです。

 

大切なのは聞いてあげること、気持ちに寄り添うことです。

若い子はお説教や、成功話を望んでるわけではないのです。

 

 

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