6月に祝日がないのはどうして?ない理由がちゃんとあった!

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暖かい春の日差しからだんだんと太陽も元気になり夏へ・・・と、

その夏の前にジトジトの季節。梅雨がやってきます。

 

今年の梅雨入りはいつになるのかとテレビの天気予報でも毎年予想をしてますね。

でも、大まかに梅雨というと6月が想像できます。

 

雨の中の通勤・通学は気分がへこみます。洋服は濡れてしまいますし、

片手には傘を持つことで荷物が増えてしまう。

 

せっかくセットした髪の毛も湿気でごわごわになっちゃうのは嫌な気分です。

だから、休みが多ければいいのになんて思ってしまいますが、

そんなやっかいな6月に限って祝日がないですよね?

 

1年12ヶ月ある中で唯一祝日のない月です。

なんで祝日を作ってくれないのでしょうか?不思議です。

 

では、なぜないのか?

祝日ってどうしてできたのかを見ていきたいと思います。

 

 

 

 

そもそも日本の祝日ってどういうもの?

 

学生なら祝日はとてもうれしいお休み。

土日以外に休みがあるだけでわくわくしてきますね。

さて、このうれしい祝日とはいったいどうゆうものなのでしょう?

 

休みなのはわかりますが、どのように設定されたものなのでしょうか?

 

まず、祝日とは、建国や独立などその国の歴史的な出来事に由来したり、

功績のあった人をたたえてて制定された記念日です。

 

正式には「国民の祝日に関する法律」

1948(昭和23)法律第178号。以下「祝日法」)

2条で「国民の祝日」として定められます。

年間16日のお休みの日があるのです。(

建国記念の日のみ政令で定める日となっています。)

 

これ以外にも「祝日法」によって定められた休日には、

次のものがあげられます。

 

振替休日・・・日曜日と祝日が重なった場合は

翌日以降の祝日ではない日を「振替休日」としてお休みにする。

 

国民の休日・・・1986年の法律改正により、

祝日と祝日の間にはさまれた平日を「国民の休日」として、

休みにすることになったのです。

 

 

ちなみに、祝日と日曜日も含めた、

暦の上でのお休みの日全部を「休日」というのです。

 

日本の年間祝日をまとめてみました。

 

1月元旦・成人の日

2月建国記念の日

3月春分の日

4月昭和の日

5月憲法記念日・みどりの日・こどもの日

7月海の日

8月山の日

9月敬老の日・秋分の日

10月体育の日

11月文化の日・勤労感謝の日

12月天皇誕生日

 

まとめてみるとたくさんありますね。

特に5月は祝日のゴールデン!子供から大人までうれしい気分になれます。

 

 

 

 

6月に祝日がないのはこんな理由があったから!

 

2016年に新しく山の日が設けられてから、

12ヶ月の中で唯一祝日がない6月。なんだかさみしいです。

なぜ6月のみ祝日がないのか気になりますね。それには3つの理由がみえてきました。

 

1つ目は、6月には特別、記念になる日がない事です。

上記のように、祝日は法律で決定される日なので、

何かしらの記念日であったりすることが多いです。

 

例に挙げると天皇誕生日(平成元年より1223日)の場合は、

「天皇の誕生日を記念し祝日にしよう」となる訳なのですが

6月にはこういった歴史的な記念になる日がない為に6月に祝日はを作れないのです。

 

 

2つ目の理由として、ゆとり教育が問題視された為ことがあげられます。

2002年度から施行された、ゆとり教育(完全週5日制)によって

日本の学力低下が問題視されました。

 

そのため、脱ゆとり教育という考えが強くなっており、

授業時間を確保の為にもこれ以上暦には、

休日を増やせないという意見が出たからなのです。

 

 

最後の3つ目としては、他国との祝日の多にあります。

実は、日本の祝日は先進国でダントツで多いのです。

他の国は多くて10日程度に対して、

日本では16日もあることからこれ以上増やすのはよくないという意見もあるようです。

 

 

今後6月に祝日ができることはあるの?可能性を探ってみた!

 

結果から言うと6月の祝日が出来る可能性はかなり低いと言えます。

2016年8月から新しい祝日「山の日」が出来ました。

 

この山の日が決まる前にいつにするか検討する際、

山開きが行われる6月にしようという案もあがったものの、

 

山にはまだ積雪があるからという理由や授業時間をこれ以上減らすことは良くない、

との意見からもともと夏休み中がある8月にしましょう!

と、なったのです。

 

ですが、今後もし6月に祝日ができるとしたらどんな日になるのか気になりますね。

可能性は低いとは言いましたが、いくつか候補はなりそうなものはあるんです。

 

6日の「家族団らんの日」・10日は「時の記念日」。

これは候補としては有力なものです。

 

あとは、梅雨真っただ中なので、「梅雨の日」なんてものいいですよね。

 

 

まとめ

 

1年間で唯一祝日のない6月。今後も祝日が制定されるのかは不明ですが、

もしこの先の天皇が6月の誕生日ならば、

確実に6月に祝日が決まりますがそれは未来の話なので期待できないですね。

 

6月に祝日がない理由や今後6月に祝日ができるかという話になると、

学業のことがメインに考えられて、

制定されないというのは学生からしたら腑に落ちない点がありそうです。

 

でも、世界的に見たら日本の祝日は多いという事にはびっくりしました。

そんな視点からはなかなか見られないもので、

休みがもっと増えたらなぁなんて思ってしまいますね。

 

 

 

 

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