残暑見舞いの基礎知識をご紹介!いつまで出せるのか要チェック!

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思いもかけない人から書中見舞いをいただくことがありますね。

返事を書こうと思いながらうっかり日にちが過ぎてしまうこともあります。

そんな時は書中見舞いを出すべきか、

残暑見舞いを出すべきか、悩むことはないでしょうか。

 

年賀はがきほど一般的ではない残暑見舞いに戸惑う方も多いでしょう。

一体残暑見舞いとはどんなハガキでどんな形式で出したら良いのか、

年賀はがきのように時期は決まっているのか、

全くわからない方もいると思います。

 

そんな方のために残暑見舞いの基礎知識を調べてみました。

 

 

知らない人が多い残暑見舞いの基礎知識をご紹介!

残暑見舞いはご無沙汰している相手に近況を報告する良い機会ですね。

 

特に形式はありませんが、

「残暑お見舞い申し上げます」と季節の挨拶から書き始めます。

続いて、相手の安否気遣う言葉、自分の近況報告と続きます。

最後に「暑さ厳しき折りからくれぐれもお体大切に・・・。」と

相手の無事を祈る言葉で結び、日付、差出人の順で書きます。

 

この日付は何月何日と入れない方が良いようです。

平成○年○月葉月あるいは晩夏としましょう。

 

書き方は縦書きでも横書きでも自由に書いて良いのですが、

改まった感じで書きたい場合はやはり縦書きの方が良いようです。

 

暑中見舞いや残暑見舞いには「拝啓」や「敬具」などは入れません。

また、はがきは官製はがきで構いませんが、

郵便局にある「かもめーる」を使うと夏らしいデザインで、

しかもくじ付きなので喜ばれるかもしれませんね。

 

 

残暑見舞いはいつからいつまで出すのが正しいの?

残暑とは、立秋を過ぎてもまだ暑いことを言いますね。

ですから立秋を過ぎてからは暑中見舞いではなく残暑見舞いとなります。

立秋は、8月7日から8月8日頃で年によって1日ほどのズレがあります。

2018年の立秋は8月7日ですから8月8日から残暑見舞いを出すと思っていて良いでしょう。

 

それではいつまで出せるのかというと、一般的には白露までとされています。

白露とは暦の上で空気が冷えてきて露ができ始める頃ということで、

2018年は9月8日がそれに当たります。

しかし、実際には残暑見舞いは8月中に出したいものですね。

9月に入ってから残暑見舞いを出しても、

もらった方は「今頃何?」という感じになってしまうかもしれません。

 

先ほどのかもめーるは6月1日から販売開始で8月24日までの販売期間となっています。

9月3日にはもう抽選日となっていますので、せめてその前には出しておきたいですね。

 

もちろん、暑中見舞いの返事として出すのでしたら、なるべく早く出すのに限ります。

 

残暑見舞いはどんな人に出せば良いの?要チェック!

暑中見舞いは年賀はがきより出す人が少ないですよね?

残暑見舞いはそれより更に少ないのではないかと思われます。

 

普段、ご無沙汰している親戚や知人、友人などに出すとあまり出す人が少ない分、

もらった方は印象に残るのではないでしょうか。

 

しばらく連絡を取っていなかった友人や恩師などに近況報告を兼ねて送るのも良いですね。

結婚や出産、引っ越しなどの連絡をするのにも良い機会です。

特に目上の人に残暑見舞いを出すと、好印象を持たれて良いのではないでしょうか。

若い方はともすると、メールなどで用事を済ませがちですが、

残暑見舞いをきちんと出すと「若いのにしっかりしている」と思ってくれますよ。

 

結婚式以来会うこともなくなってしまった親戚のおじさんやおばさんにも、

残暑見舞いで近況を報告しましょう。

陰であなたのこを心配しているおじさんたちも安心するでしょう。

 

残暑見舞いは、目上の方には「残暑お見舞い申し上げます」ではなく

「残暑お伺い申し上げます」と書いたほうがマナーです。

お見舞いという言葉は目上の人に使うのは失礼となるので気をつけたいですね。

 

また、暑中見舞いや残暑見舞いは季節の挨拶であるため、

喪中の人にも出すことができます。

しかし、まだ四十九日も過ぎていない相手にはさすがに出さない方が良いですね。

 

まとめ

最近は年賀状や暑中見舞いなど季節のご挨拶も、

若い世代はメールやSNSで済ませてしまう傾向がありますね。

でも、年に1度や2度のご挨拶くらいはきちんと出したいものですね。

 

ただの形式かもしれませんが、お便りをもらう方は嬉しいものです。

しばらく会っていないあなたからの残暑見舞いで、

近況報告が書いてあったら、「あの子もそんな年になったのか」と、

ふと思い出に浸る親戚の方もいるでしょう。

 

しばらく交流がなかった友人からは、

「今度ご飯食べに行こうよ」と嬉しいお誘いが来るかもしれません。

 

暑中見舞いや残暑見舞いには、メールとは違った心の交流が生まれるものです。

心を込めて書きたいものですね。

 

江戸時代にうまれたというこの習慣は新しい時代になっても

引き継いでいけたら嬉しいですね。

日本の文化として大切に残していきたいものだと思います。

 

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