夏が近づくと、楽しみなのがボーナスです。
ボーナスを当て込んで色々と買い物をしてしまったという人もいるでしょう。
結婚資金を貯めたり、生活費の足りない分を充てたり、
大型連休に備えて旅行資金を貯めたりと、ボーナスの使い道は人さまざまです。
でも、果たして女性のボーナスの平均とはいくらなのでしょう。
企業の業績や景気の良し悪し、個人の能力などでも違ってくるボーナスの中身。
自分は平均より上なのか、下なのか気になるところです。
同期のあの人は一体いくらもらっているのだろうと疑問に思っても、
それを口にすることもはばかられますね。
あなたに代わって20代、30代、40代の女性のボーナスの平均を
過去の資料から調べてみました。
入社して間もない20代は少ないボーナス
一般に夏のボーナスは6月下旬から7月中旬、
冬のボーナスは11月下旬から12月中旬に支給されるところが多いようですね。
ところで、気になる20代女性の平均的なボーナス支給額は、
１回分で手取り22万円前後という数字が上がっています。
ちなみに大企業の20代女性のボーナスは、30万円前後。
中小企業では15万円前後が手取額となっています。
大企業と中小企業では2倍もの差があることがわかります。
一般的に大企業の1回分のボーナスは基本給の2,5ヶ月分、
中小企業では1ヶ月分となっているようです。
しかし、入社して間もない20代は満額支給とはならないことがあります。
多くの会社は6ヶ月間勤務していることを満額支給の条件としているようです。
4月入社の新入社員は、夏のボーナスの対象となっていないということになります。
そのため寸志という形で支給されることが多いのです。
入社間もない20代は夏のボーナスは期待しない方が良いようです。
年齢とともに上がっていくボーナス
女性も年齢とともに月給が上がっていきます。
全国の30代の女性の平均的な月給は、20代よりも少し上がって25万円ほどです。
ボーナスを支給する月数は同じで、
大企業は2,5ヶ月分、中小企業で1ヶ月分なので、
ボーナス全体も上がって平均支給額は44万円ほどになります。
40代ともなると、勤続年数も長くなり、収入面でも安定してきます。
が、やはり男性と比べると低いようです。
40代女性の平均的なボーナス支給額は44万円と30代とあまり変わらず、
横ばい状態となるようです。
もっともこれは夏のボーナスの平均で年間にすると、
20代で70万円前後、30代では90万円前後、40代では115万円前後と
年齢とともに上がっていくようです。
ボーナスが出るだけでラッキーと思おう
あなたのボーナスは平均以上でしたか？それとも・・・・。
たとえ少なくとも悲観しないでください。
ボーナスの出ない会社はなんと全体の4割もあるのです。
ボーナスがあるのは当たり前だと思っている人は
それだけ恵まれているということですね。
ボーナスは給料とは違って、必ず支払わなければいけないものではないのです。
ボーナスを支給しなくとも法律的には問題はありません。
企業の業績が良くなければ、支給していたボーナスをカットする場合も考えられます。
また、給与体系にそもそもボーナスがない企業もあります。
外資系企業などで年俸性をとっているところでは、
12ヶ月の給与にボーナス分をプラスして、それを12分割し、
毎月の給与としている企業もあるのです。
ボーナスが出るだけでもラッキーと思った方が良いかもしれませんね。
まとめ
ボーナスは入社したてでは満額はもらえません。
4月入社の方は夏のボーナスは寸志という形で支給されるのがほとんどです。
しかし、年齢とともに上がってきて30代、40代になると、勤続年数も長くなり、
次第に支給額もアップしていきます。
それでも男性と比べると女性のボーナスは低いようです。
まだまだ日本は男性社会のようですね。
先に挙げたボーナスの平均的な支給額を見てどう感じましたか？
自分は平均よりも低いと感じたでしょうか。
中にはボーナスが出ない企業もあるのです。
全体の4割の企業がボーナスを支給しないということです。
ボーナスが出るだけでもラッキーと思った方が良いのかもしれませんね。
さて、早いところではそろそろ夏のボーナスの話が出ているようですね。
お友達同士で夏のボーナスをもらったらどこかに旅行にでも行こうと
約束をしている人もいるのではないでしょうか。
20代女性のボーナスの使い道は、自分へのご褒美として使う人も多いとか。
ボーナスはやはり楽しみなものですね。
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