断捨離ができない人は要注意!離婚に繋がる理由をまとめて解説!

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今やお片づけの合言葉とも呼べるほど世の中に浸透した言葉、「断捨離」。

みなさんも一度は断捨離を心がけて、

お家のお片づけをしたことがあるのではないでしょうか?

 

そんな魔法の言葉「断捨離」が原因で、

離婚の危機に陥ってしまっているご夫婦が続出していることをご存知でしょうか?

今回は断捨離と夫婦仲、その意外な関係性についてまとめてみました。

断捨離ってどんな意味?基礎知識をご紹介!

そもそもよく耳にする断捨離という言葉、どんな意味?

と聞かれたらみなさんならどう答えますか?

意外と知られていませんが、断捨離という言葉はヨガの考え方にルーツがあります。

 

ヨガには「断行」、「捨行」、「離行」という3つのマインドがあり、

それぞれの頭文字をとって「断捨離」と呼ばれているのです。

 

今は一般的な言葉ですが、2010年に流行語にノミネートされており、

実は結構普及してから年月の経っている言葉です。

ちなみにこの年の大賞は「ゲゲゲの〜」でした。

 

さて、話をヨガに戻します。それぞれの考え方について詳しく見ていきましょう。

全て読んで字のごとくですが、お部屋の片付けにおいては以下のような考え方を指します。

 

断行:その物との関係を断つ。余計な物が部屋に入ってくることを断る。

捨行:自分にとって不要と思うものは、捨てる

離行:執着心を持たず、視野を広く持つ。こだわりから離れる。

 

このご時世、海外の製品であっても簡単にネットで購入することができます。

ものによってはネットで購入した当日や翌日にはもう手元に届いてしまいます。

なんでも手に入る分、身の回りにモノが増え過ぎてしまって、

結果モノで溢れかえった生活をしてしまいがちになるのです。

 

もちろん、その全てが自分にとってどうしても大切だ!

と胸を張って言えるものであれば、それは手元に置いておいた方が良いでしょう。

 

しかし、いつか使うかもしれない、という雑貨や、いつか着るかもしれない、

という洋服がたくさんありすぎては、

「今」の自分に必要なモノを置くための

スペースを作ってあげることができなくなります。

 

防災器具などはもちろん別ですが、

これって本当に今の自分に必要なのかな?今の私が持っているのと、

欲しがってくれる誰かに譲るのではどちらがこの雑貨にとって良い選択かな?

などと考え、モノに執着しない身軽な生活を手に入れることができるのです。

何故断捨離が離婚に繋がるのか?具体的な理由をまとめて解説!

断捨離が離婚に繋がるケースは大きく分けて2種類です。

 

妻があまりにも断捨離しすぎてしまい、夫の持ち物まで処分してしまう

たとえばご夫婦で暮らしていて、居間に花の挿されていない花瓶が1つあるとします。

これは旦那さんが大切な友人から譲り受けたものです。

 

しかし、奥様にとっては花を飾る習慣もなく場所を取ってしまうため、

正直に言って必要ないものです。

 

これを、自分にとってはいらないものだから、

と言って勝手に奥様が処分してしまったとしたら?旦那さんからすると、

「なんでこんなことをしたんだ?」

「せめて相談してくれ!」

と怒ってしまうでしょう。

 

一見誰の目から見ても一つの同じ花瓶ですが、

人によってそのモノへ抱いている思い出や考え方は違います。

 

それを自分にとって必要がないから、

という理由だけで処分してしまうことは、

自分勝手と言われてしまっても反論できません。

 

これが何回も続いてしまうと、旦那さんは自分の大切にしているものを

家に置くことを控えてしまいます。

コレクションがある人は、別途お部屋を借りる方もいるようです。

 

そちらに頻繁に行くようになれば二人の居住する家に

帰ってくる時間は少なくなってしまいます。

そののち夫婦の時間がどんどん少なくなってしまい、

耐えかねて離婚してしまった、なんてケースがちらほら見受けられました。

 

また、中には「断捨離という言葉へ執着している」方も最近では多いようです。

なんでもかんでも処分しようとしてしまい、

モノが多い=幸せになれない、と呪縛にかかったように断捨離を進めていきます。

 

これは本当の意味での断捨離と異なってしまっていますし、

その様子は少し異様です。

奥様がこのような状態になってしまうと、旦那さんもお手上げです。

 

夫婦どちらかがあまりにもモノへ執着してしまい、部屋が全く片付かない

断捨離は元々由来がヨガにあることもあるせいか、

男性よりも女性に馴染みやすかった習慣といえます。

 

しかしこのケースは「断捨離ができない」ご夫婦のケースです。

そのため、奥様、旦那様のどちらかがモノを溜め込んでしまうような

ご夫婦に多く見られます。

 

離行の考え方を思い出して欲しいのですが、

断捨離は執着心をなくすことで身軽になることを目的としています。

 

ところがモノが多くなってしまうと、

それらを所有し続けるための「独占欲」や「支配欲」、

何かに囲まれていることで得られる満足感など、

モノありきの欲望が生まれてきます。

 

モノを大切にする、長く使うということは大切です。

しかし、長く使うことと長く手元に置いておくことは全く意味が違います。

人間と同様、寿命がありますし、

私たちや時代が変わっていけば周りで必要になるモノだって当然変わってくるのです。

 

それでも何故昔使っていたもう使わないはずのモノがお部屋にあるのか?

それは執着心が生まれているから、に違いありません。

 

もちろん本当に思い出深いものや、絶対に生涯とっておく!

というものも中にはあるはずです。

しかし、本当に全てがそうでしょうか?

 

必要ではなくなってしまったモノを多く溜め込んでおくことで、

本当に今この一瞬に必要なモノが置けなくなっているかもしれません。

 

それに、洋服であれば他に着たい方がいるかもしれません。

それも今ではフリマアプリなどが主流になりましたから、

お金に換えることだってできるのです。

 

自分のパートナーがモノと欲にまみれているところは、

見ていて気持ちの良いものではありません。

それに、自分が何かを置くためのスペースすら、

必要でない相手の所有物に奪われてしまいます。

 

強いては自分の家のはずなのに、相手のモノで溢れかえっている部屋は

落ち着き安らげる場所とはいえません。

パートナーの居場所を奪ってしまうことになるのです。

 

夫婦や家族として暮らしている以上、

お家は末長く快適に暮らせる空間である方が良いですよね。

相手のことも考えて、適切な断捨離を心がけましょう。

断捨離は治すことが出来るのか?

捨てすぎる、溜め込みすぎるの両面ともに離婚の危機を招く行動です。

正直な話、どちらの行動にしても今すぐに治す、

やめてもらうということは難しいでしょう。

 

なぜならばどちらも「執着心」が起こしている行動のため、

執着することをやめてもらうことから始めないといけないためです。

 

ただ、どちらのパターンの方にも共通しているのは、

「自分が執着していることに気づいていないこと」です。

 

たとえば捨てすぎてしまうパターンの方であれば、

あくまでも断捨離の考え方にのっとっているだけなので、

自分は執着から離れる離行をしている!と思い込んでいるのです。

 

また溜め込みすぎているパターンの方であれば、

自分はモノを大切にしている、

愛着を持って接している、

むやみに捨てたりしない日本人の「もったいない」の精神にのっとっている!

と思っているのです。

 

まずは自分が執着している、ということに気付いてもらうことが必要です。

捨てすぎる奥様がいるのであれば、

旦那さんが自分の持ち物で大切にしているものについて

思い出をしっかり伝えてみること、

これが今の自分にどれだけ大切であるかを

真剣に伝えてみるとよいかもしれません。

 

そうすることで、物に支えられることだってあるんだ、

私が捨ててしまってきた物の中にもそういった効果が

詰まっていたものがあったかもしれないな、

と考えるようになってくれるかもしれません。

 

溜め込みパターンの方は、捨てる、という行為に

ネガティブな印象を持っている方が多いと思います。

 

そのため、その方が溜め込んでしまっているものを

「欲しい!」と言っている人を探して、

その人の存在を伝えてあげてはいかがでしょうか。

あるべき場所にモノがあることで、

幸せになる人がいるのだと気づいてくれるかもしれませんよ。

まとめ

 断捨離のように一気に世の中に広まった習慣の中には、

どうしてものめり込みすぎてしまい、

本来の意味から遠ざかってしまっている方々もいます。

 

反対に、その流行を怪訝に思って、一切関わらないような方々もいます。

どちらもその方の人生ですので悪いことではありません。

しかし、誰かを不幸にしてしまうほどでは、正直いきすぎています。

 

ただ、本人たちも悪気があってやっているわけではないのです。

自分なりの考え方が習慣化された結果が今の状態なのです。

ご夫婦やご家族の中で断捨離に関しての問題が挙がっている場合は、

感情的に怒ったりせずに、

ぜひ解決策を一緒に見出していってあげてくださいね。

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