家事や育児に奮闘している主婦のみなさん、いつも本当にお疲れ様です!
自分の夫や子供でさえも四六時中一緒に居るのは息が詰まるのに、
同居までこなしている方には本当に頭が下がります。
「主婦」が大変な理由は歴然としています。
それはテリトリーが家のため常に誰かと一緒に居ることを強いられ、
一人きりの時間が中々持てないことです。
経験した方なら大いにご理解いただけると思いますが、
これ本当に気が抜けなくて大変ですよね。
(それなのに、ポイントカードの会員登録などで
「無職」の欄にチェックを入れなければならないときに
憤りを感じるのは私だけでしょうか…)
日々奮闘している主婦のみなさん、我慢しすぎてはいませんか?
あなたが思っているよりずっと
ストレスが溜まっているかもしれません。
あなた自身のことを振り返りながら以下の記事を読んでいただければ幸いです。
家事や育児でストレスをためるのは体に良くない!!
主婦の主な仕事である家事と育児。
食事の支度、掃除、洗濯、授乳、おむつ交換、時には介護。
しかしこれらの仕事は名前がついているからまだ家族にも理解を得やすいでしょう。
ところがこれら以外のいわゆる「名前のつかない仕事」のまぁ多いこと。
うんうん、と頷いていらっしゃる方、多いのではないでしょうか?
・子供の学校の用事
・果てしなく溜まる郵便物やお便りの始末
・家族の予定管理
・病院や相談所などの各種予約や申し込み作業
・定期的な断捨離
・ご近所さんとのお付き合い
などなどもっとたくさん有りますが、
子供が小さい時期は特にこれらを一日でもサボると後々泣きをみます。
挙句の果てに、これらがひと段落してやっと空いた時間にも
常に誰かと一緒に居なければならない………もう正直言ってガックリきます。
(家族が嫌いなわけでは決してないのですよ。)
プロジェクトでミスをすることや上司に叱られるなどの、
分かりやすくガツンとくるストレスではないのが厄介なところで、
忙しさに紛れやり過ごしてしまうストレスの蓄積が問題なのです。
女性はその生涯をかけて女性ホルモンのバランスの変動が大きく、
これが情緒に直接的に関わってきます。
妊娠と出産を経験するならなおのこと、
自分の意志ではどうにもならない感情の抑揚があります。
特に毎月おとずれる月経の際にはその都度ホルモンバランスが大きく崩れ、
長い時間をかけて月経が終わったその次には更年期がやってきます。
その間に育児はどんどん大変になってきて、
思春期を迎えたり受験期を迎える子供をしっかりと支えなければなりません。
今感じている小さなストレスをやり過ごして放っておけば、
来たるべきその後の試練に立ち向かえませんよね。
女性は(特に主婦の皆さんは)なかなか自分のために
ストレスを発散させたり休憩時間をとることを後回しにする傾向がありますが、
大切な家族をサポートするためにも我慢のし過ぎは何の得にもなりはしません。
旦那に愚痴を話してため込まない!!
こうした日々のストレスを蓄積しないためにも、
些細なことでも打ち明けられる存在はとても重要なもの。
特にパートナーである旦那さんがその相手だととても理想的です。
あなたの旦那さんは家事と育児、そして同居生活の一番の当事者であり理解者です。
お仕事で一日のほとんどを外で過ごし、
家で過ごす時間が短いためどうしても妻のサポート、
あくまでも「お手伝い」的な印象が強くなりがちですが、そんなことはありません。
また男性は女性より理屈で物を考えたり捉えたりする傾向があるので、
あなたが思っている以上に言葉でしっかり伝えなければ理解できません。
人と人とが一つ屋根の下で生活を共にすることがどれだけ困難であるか、
社会との関りが少ないことがあなたにとってどれだけ負担になっているかを
順を追ってじっくりと伝えてください。
説明してあげるといった感覚に近いかもしれません。
ポイントはなるべく感情的にならずあくまで「信頼している」という姿勢であること。
本能として男性は、自分を信頼している相手には助けの手を差し伸べてくれるものです。
ストレスを溜めに溜めてから話すのではどうしても感情的になってしまいますよね?
怒りを爆発させて話をしてしまっては「攻撃されている」という風に捉えられてしまい、
男性は攻撃されると反射的に自己防衛のために攻撃し返してしまいます。
こうなってはもういらぬ夫婦げんかの勃発。
そうならないためにもやはり日頃から些細なことでも話し合える関係を築くべきです。
主婦にも趣味などの自分の時間が必要!
ここまでで、一見やり過ごせそうなストレスが
実はどれだけ恐ろしいものかご理解いただけましたでしょうか?
将来のためにストレスをこまめに発散させるのにもう一つ重要なことは、
家庭を持ち子供を持っても自分を見失わないことです。
自分自身の軸がしっかりしていないと、自分以外の家族が困難に突き当たった時に
そのブレに翻弄され共倒れになってしまいかねません。
短くても一人の時間や趣味を持つことは、家族のためにも大切なことです。
お金をかけたり道具を揃えたりすることばかりではありません。
お天気の良い日に散歩に出かけて新鮮な空気を胸いっぱいに吸い込んだり、
季節ごとに表情を変える草花に心奪われたり、ちょっとした気分転換でいいのです。
四六時中家族と片時も離れずべったりと一緒に居ることが正義ではありません。
もちろん一緒に居ることが悪だとは言いませんが、
同じ空間に誰かが居るとどうしても一人きりの時よりも意識が散漫してしまうものです。
一人で過ごせる時間を少しでも作り、
そこに没頭できる趣味があればもう最高ですね。
その時間はあなたの意識をクリアにし浄化してくれます。
まとめ
妻や母になったからといって何もかもを犠牲にすることはありません。
あなたは妻や母である前にひとりの女性なのですから。
そしてあなたがたくさん我慢をしてストレス溜め続けることは、
家族と共に過ごす長い人生において得になることなど一つもないのです。
その我慢はかえって将来的にあなたとその大切な家族を苦しめることになりますよ。
明確な休みのない主婦業に奮闘し、ホルモンバランスの崩れも、
ものともせず家庭を守っているあなたはもう充分に頑張っています。
ひとりの女性としてたまに家族に甘えたり、
わがままを言ってみたりすることの何がいけないのでしょう?
同居している家族に「母になったのならそれらしく我慢をするべき」と言われたら?
大丈夫、そんな人にはそのうち罰が当たります。
少しだけ勇気を出してもっと自分本位に素直になってみませんか?
いいえ、あなたの家族の未来のために、もっとあなたらしく素直になるべきです。
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