みなさんは「ガキ夫」という言葉をご存知ですか?
わたしはつい最近まで知らなかったのですが、
大体この言葉を見れば大方の奥さまたちはピンとくるのではないでしょうか?
そう、「子供っぽい夫」のこと。ただしくはその名の通り「ガキっぽい夫」のことですね。
この「ガキ夫」を特集したテレビ番組のアンケートでは
世の中の約8割の奥さまたちはご主人がこの「ガキ夫」に該当すると感じているそう。
まぁまぁわかる気もしますね。
今回は、そんな「ガキ夫」とどう向き合い対処すればよいのか?
なにせこれからの長い人生を共に過ごしていくわけですからね。
むしろその特性を上手に扱えば今より良い関係が築いていけるかも??
こんな旦那はガキ夫!?
それでは具体的にどのような旦那さんが「ガキ夫」に該当するのか?
以下の項目にどんどん当てはめていってくださいね。
・あらゆる物を使ったら使いっぱなし、出したら出しっぱなし。
・何かを頼むと何かにつけて「あとで」や「今やろうと思っていたのに!」
・頼んだことをもうやったか訊ねると「やったよ~」と適当な嘘で誤魔化す。
・自分の趣味や好みが最優先。たとえ子供にもぜったいに譲らない。
・何かをとがめると、たいてい「だって○○なんだもん」と「だってだってのだってちゃん」ぶりが炸裂する。
・注意するとふてくされる、拗ねる。
・たまに家事を手伝うとやたらと恩着せがましい。
・自分の話は聞いてほしいけど人の話を聞くのは面倒がる。
・微熱や軽い風邪で瀕死の重傷ばりの大騒ぎ。
・部屋に籠りきりでゲームや趣味に没頭する。
こう改めてズラリと並べているとほんとうに子供のよう。
なんなら子供よりタチが悪い!
いくつかご主人に該当する項目がありましたか?
「一つや二つならウチは大丈夫」ではありませんよ。
だって子供はその親の背中をみて育つのです。
では次は、こんな「ガキ夫」をどのように対処すればよいのか?
褒めたりして子供と接するようにすればいい!!
ではこの最良の対応策とは!それは褒めて伸ばすこと。
すなわち有り体にいうと「てなづける」のです。
ちょっと乱暴な言い方になってしまいましたね、
しかし意外や意外これが一番の薬なのですよ。
そもそも「ガキ夫」たる行動の根底にあるのは「かまってほしい気持ち」。
元をたどればガキどころかイヤイヤ期の小さな子どもと一緒です。
つまり承認欲求、自我、自己愛の強いあらわれと奥さんであるあなたへの「甘え」。
小さな子どもはママに愛されている自信があるから甘えるのはお分かりですよね。
自信があるからこそ自分の欲求をストレートにぶつけてきますし、
認めてほしくてわざと我儘な態度をとったりしますね。
ようするにあれと一緒なのです。
ご自分のお子さんのイヤイヤ期などの反抗期を思い出してみてください。
あなたはどう対処しましたか?
どんな対処をすればお子さんの気持ちがおさまりましたか?
そう、大げさなくらいに褒めてあげましたよね。
そうすることで反発心が落ち着いてきたはずです。
ガキ夫である旦那さんにも効きます。もう驚くほど効果があります。
例えば家事を手伝ってくれたとき、何かを自慢してきたとき、
「やっぱりあなたは頼りになるわ」と褒めてあげてください。
承認欲求が満たされることで自信が付き、親たる自覚を少しずつ取り戻すことでしょう。
逆に頭ごなしにけなされることで自尊心が傷つき、
よけいに子供のような心がこじれてしまう恐れがあります。
試してみる価値は充分にありますよ。
上手く扱えば子供っぽいだけに楽かも!?
上記の「褒めてあげる作戦」。なんだか馬鹿らしく思えるかもしれませんね。
しかし考えてもみてください。
気難しい寡黙な旦那さんを扱うよりかはよほど扱いやすいとは思いませんか?
褒めて伸びるならばこれを使わない手はありませんよ。
これからどんどん大きくなっていくお子さんのためにも頑張り時です。
だんだんと周りの大人の影響を受けやすくなってくるのですから。
大きな子供をもう一人育てるような気持ちで取り組んでみるといいかもしれませんね。
自尊心がくすぐられることによって家事や育児に積極的に参加してくれるようにもなります。
そして「心が上手に成長できていない大人」と捉えてみてください。
もしかすると子供時代によい大人に恵まれなかったある意味では被害者なのかもしれません。
まとめ
日々の子育てや家事でただでさえ大変なのに、旦那のことまでかまってられない!
その気持ちすごくよくわかります。
育児でへとへとなときに夫にまで子供のような顔をされていてはたまりませんものね。
しかしお子さんにとってはあなたも旦那さんもどちらも頼りになる
かけがえのない親であることに変わりはないのです。
子供っぽい旦那さんに辟易している場合ではありません。
大人として、親としての自覚が旦那さんに足りないと感じているならば、
ここはあなたが家族の将来のためにひと肌ぬいであげるべきかもしれませんよ。
それこそ子供じゃないのだから一から十まで手取り足取りしてあげる必要などありません。
自覚を芽生えさせるキッカケを作ってあげればよいのです。
なんどもしつこいようですが「褒めて伸ばす作戦」、
騙されたと思ってやってみる価値はありますよ。
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