最近よく耳にする「ワンオペ育児」という言葉、
どういうものか皆さんはご存知ですか?
夫が単身赴任等で、両親も遠方に住んでいる場合、
妻が育児に家事、時には仕事まで全て1人でこなさなければなりません。
これをワンオペ育児と言います。
人にもよりますが、「子育てって仕事より大変!」
というママが非常に多いです。
私も「育児より仕事のほうが楽!」と常々思っています。
そんなただでさえ大変な育児を、誰の手も借りずに1人でこなす…
想像しただけでもノイローゼになりそうです。
しかし夫の単身赴任などは、
場合によってはそう簡単に断れないことも多いでしょう。
仕方なくワンオペ育児で頑張ってるけど、そろそろ限界…
そんなママたちのために、ノイローゼにならない方法を調べてみました!
夫の単身赴任で1人で子育て!ノイローゼに要注意!
ワンオペ育児には様々な問題点があります。
そのためワンオペ育児の妻たちは、
育児ノイローゼに陥ってしまうことがあります。
ワンオペ育児では、常に時間に追われることになりますので、
心に余裕がなくなりますし、
妻自身の自由な時間も少なくなってしまいます。
ストレス発散に出かけよう!と思っても、
妻が仕事をしている場合ですと、
子どもが保育園や幼稚園に行ってる時間は、妻も仕事ですし、
子どもが赤ちゃんで、妻が育休中の場合でも、
赤ちゃんを連れての外出となると、
公園や児童館などという風に限られてしまいます。
女性としてはたまには美容室にも行きたいですし、
体の不調があれば病院にも行きたくなるでしょう。
しかし時間がないため、こういった自分のための行動は、
なかなかできなくなります。
これじゃあストレスも溜まりますね。
また夫が不在ですと、妻はママだけではなく、
パパの役割も果たさなければなりません。
そうするとせっかくの休日も、子どものために時間を割き、
妻がホッと寛げる時間は、
子どもが寝てからのわずかな時間のみとなります。
そのため体力的にもしんどくなってしまうことがあります。
結果体調を崩し、病院へ行こうと思っても、
前述のように病院へ行く時間もなかなか取れませんし、
時間が確保できたとしても、
小さい子どもを連れて、
ウイルスだらけの病院へ行くのは、
気が引けるというママも多いのではないでしょうか。
他にも育児にはいろいろと、悩みや不安がつきものです。
そういった悩みを一番気軽に相談できる相手というのは、
やはり子どもの父親でもある夫です。
しかし夫が単身赴任で不在の場合は、
そのような些細な悩みや不安を、
日頃から相談することができないので、
精神的にも追い詰められることがあります。
これらのことから、夫が単身赴任中で、
ワンオペ育児を頑張っている妻たちは、
ノイローゼになることがあるので注意が必要です。
1人での子育て不安な時はどうすれば良いのか!
1人で子育てをしていると、
必ず不安になることも出てきます。
そんなときはやはり父親である夫に話を聞いてもらいたいですね。
最近ではスカイプやLINEなど、
海外にいても無料で繋がれるサービスがたくさんあります。
これらのサービスを利用して、できれば毎日夫と連絡を取り、
育児の不安や悩みを伝えましょう。
妻はただ話を聞いてもらえるだけでスッキリすることもありますし、
夫は直接育児に関われない分、
少しでも子どものことを考える時間を作ることによって、
父親としての自覚が出てきます。
またご両親がいるのでしたら、
休日には実家に帰るのもいいでしょう。
実家に帰り、両親に子どもを預かってもらえると、
ママはその間に美容室へ行くこともできますし、
のんびり昼寝をすることもできます。
遠方でなかなか帰れない…という方でも、
前述のように電話やLINEなどで連絡を取ると、
少しは気持ちが楽になるでしょう。
ノイローゼにならない為に日頃からやっておくべき事は?
1日のうち、たった30分でもいいので、
なんとかして自分一人の時間、というのを確保してください。
保育園や幼稚園の預かり時間では、
そんな余裕がない!という場合は、延長保育の申請をしたり、
ファミサポなどの行政の子育て支援を受けることもいいでしょう。
しかし保育園の延長保育ですと、
就労証明書の提出が必要になることが多いので、
自分の自由時間のために、延長保育を申請するのは難しい場合もあるので、
それぞれの自治体や保育園に、直接相談してみてください。
常に時間に追われている生活を送っていると、
たった30分、1人でボケーっとするだけでも、
かなりの気分転換になります。
また育児の悩みや不安は、絶対に1人で抱え込まないでください。
先程夫と毎日連絡を取るようにしましょう、とお伝えしましたが、
夫も多忙で、なかなか連絡を取ることができない場合もあるでしょう。
そんなときはあなた自身の両親でもいいですし、
保育園や子育て支援センターで知り合ったママ友、
各自治体にある保健センターの保健師さん、
保育園や幼稚園の先生方など、
誰かに相談してください。
まとめ
いかがでしたか。
ワンオペ育児で時間や心に余裕がなくなり、
誰にも相談もできず1人で全て抱え込むことになると、
可愛くて大切な存在であるはずの子どもに、
愛情を注ぐことができなくなる場合もあります。
そうなると子どもが可哀想なのはもちろんですが、
ママのほうも、ちゃんと子どもに愛情を注げない自分にイライラし、
悪循環に陥ってしまいます。
そうならないためにも、
たとえ夫の手借りられないワンオペ育児でも、
身近な人たちの助けや、自治体の支援制度などを利用して、
1人で抱え込まず、他の人の助けを借りて育児をしていきましょう。
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