小学生が朝泣く!?原因から泣かないための対策までを完全公開!

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我が子を赤ちゃんの時からみているママにとって、

小学生になったお子さんはずいぶん大きくたくましく見えているのではないでしょうか。

わたしも「もう大きいんだからそんなことで泣かないの!」と、

つい思ってしまいます。

 

でも色んなママから話を聞いていると、けっこう他所のご家庭でも

泣きベソちゃんなお子さんが多いことがわかります。

正直、最初はすごく意外でした。

 

小学生になっても泣く子って、実はけっこういるの?

もしかしたら珍しい事じゃないのかもしれません。

 

「もうこんなに大きいのに、ウチの子まだ泣くのよね…

」と思っているママさんに是非知っておいていただきたい

子供の複雑な心の内を紐解いてみます。

 

 

 

 

こんな理由で朝泣く!

 

小学校に上がった子供が泣くのはやはり朝が多いそう。

なぜ朝なのか?なぜ泣いてしまうのか?答えは不安だからです。

 

考えてもみてください!

今まで幼稚園(あるいは保育所)に通っていたころは、

行きも帰りもママと一緒かバスに乗っていませんでしたか?

少なくとも「子供だけで一人きりで」という状況ではなかったはずです。

 

たしかに幼稚園に登園してしまえばママとは離れ、お友達や先生と過ごします。

これは小学校にあがっても変わらないのでほぼ心配無用。

 

問題なのは登下校。いやむしろ登校に限定しても良いでしょう。

「大人が同伴せずに目的地まで自分の力で行く」というのは、

ハッキリ言って怖いのです。大冒険です。

 

無事にたどり着けるかどうかも分からない心境なのです。

こんな状況、大人だって相当に怖いですよね!?

 

しかも相手は子供。

それもまだこの世にやってきて6年ぽっちしか経っていない。

ゆえに不安要素は明らかに登校ではありますが、

何かに不安を覚えても頭で理解することが難しいのです。

そう、「漠然とした不安」です。

これも、大人にとっても相当怖いことですよね。

 

あなたのお子さんは背もすごく伸びてあんなに大きなランドセルを背負い、

赤ちゃんの時から見ればもう奇跡的な成長をとげたように見えることでしょう。

 

しかし、つい昨日まで大人の手を離れたことのない6歳の小さな子供なのです。

体はたくましく大きく見えるけれど、我ら大人がおもっている以上に心は未熟です。

まだまだ助けを求めています。

 

登校の朝に泣いてしまうお子さんは、

「無事に学校へたどり着けるか」

そして

「どうしてかわからないけどとにかく不安」

という気持ちを抱えています。

いいえ、もし泣いていなくたって同じように抱えています。

 

 

 

 

泣かないためのベストな対策とは

 

このことを解消してあげるには、お子さん自身が自分を信じること。

つまり、「自分は確実に学校に行ける」という自信を持ち、

自分の力を信じさせてあげることが重要な解決策なのです。

 

登校に自信がつくまで何度も練習に付き合ってあげることが一番の薬です。

 

例えば、ママが先に学校に行っておき、パパがお家からお子さんを送り出してあげる。

お子さんは頑張って自分の力で学校へ向かい、学校でママに会えたら成功。

ゲームをクリアする感覚で達成感があり、わかりやすく自信がつくことでしょう。

 

ミッションがクリアできたときには「よくやった!すごい!」と褒めたたえてあげる。

だって、本当にすごいことだから。

大好きで尚且つ絶大の信頼をおいているママから褒めたたえられれば、

お子さん自身の大きな自信につながります。

 

もし登校に問題がないのなら、学校でイヤな目に遭っているのかもしれません。

 

実際に意地悪をされているのならもちろん大問題ですが、

(むしろ実はこの方が原因が明確で対策も明確なのですが)

ささいなことで何か自信を失うような出来事があり、

それがトラウマになって学校に行くのを恐れているという可能性もあります。

 

そのような場合はたっぷりと時間をかけて

(あくまでお子さんの負担にならないように)何があったのか、

問題の根底にある原因をつきとめてあげてください。

 

たとえ原因が完全に判明しなくても、過去を振り返りながら話しているうちに、

心の整理がつくことも多いものです。

 

要するに、漠然とモヤモヤしている気持ちをアウトプットさせてあげるのです。

 

「モノ言わねば腹膨れる」のような状態になってしまっているのかもしれません。

その場合はとにかく小さな胸の内にあるものを吐き出させてあげることが、

解決の糸口になります。

 

 

 

 

子どものペースに合わせてあげることも大切!

 

ちょっと昔は有無を言わさず「学校は何が何でも行くものだ!」

という考えがはびこっているのが当たり前でしたが、

昨今は教育理論的にも無理強いをすることが正義ではないという社会になってきています。

ストレスがいかに怖いものであるかが歴然としてきたためです。

 

「子供のペースに合わせる」とは甘やかしではありません。

親御さんが問題を解決するタイミングを見誤らないことです。

 

子どもは言葉が乏しい分、身体は正直で反応が顕著に出ます。

この身体に現れる小さな変化を見逃さないでください。

 

何か心に溜まった不安があるなら、

確実に何らかの形で身体に変化があらわれているはずです。

「泣く」という反応も立派な身体の変化なのです。

心に溜まった何かを外に吐き出しているのです。

 

これが「泣く」ことで留まっているうちはまだ大丈夫。

 

問題なのは体調不良となってあらわれること。

寝起きや寝つきが悪くなったり、腹痛頭痛をうったえたり、ときには嘔吐してしまったり

。ここまでくるとかなりお子さんの中での問題が深刻化しています。

 

ここで無理強いをすると何が一番怖いか。

それは言わずもがな「ママが信頼を失うこと」です。

 

こんなに苦痛で助けを求めているのに理解してくれないと思い込ませてしまっては、

お子さんの将来にも悪影響を及ぼしかねません。

 

いまは叱咤激励するタイミングなのか、

それとも休息が必要なタイミングなのかをしっかりと見極めてあげてください。

 

 

 

 

まとめ

 

後ろにひっくり返ってしまいそうなランドセルを毎日背負い登校する我が子の後姿は、

とてもたくましく、まさに成長の証ともいえますよね。

しかし、しつこいようですが、その大きくたくましい後姿とは裏腹に、

心はまだまだ未熟で大人の助けを必要としています。

 

お子さんをスムーズに学校に送り出すことに一番重要なのは、

「助けてあげるタイミングをしっかり見定め間違わないこと」これに尽きます。

 

絶妙なタイミングでお子さんに自信をつけさせてあげることがポイントですよ。

 

もし毎朝泣くお子さんに困惑しているママがいらっしゃれば、

それは完全に杞憂なのでご安心を。

あなたのお子さんは普通です。

なんならすべての子供は泣きたい気持ちを抱えています。

(我が家の子供は中学年になっても泣くことがありました。)

 

むしろ毎朝ママの前で泣くということは、

それだけお子さんがママを信頼している証拠なのです。

個人的には、子供が母の前で泣けなくなったり気持ちをぶつけられなくなったら、

親として終わりだと思っています。

 

泣きベソをかくこと自体は心配無用。子供らしく健康的じゃないですか!

大丈夫!大丈夫!大丈夫!

今こそお子さんの信頼する気持ちに応えてあげるときです。

 

 

 

 

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