赤ちゃんの風呂上がりの水分補給は?そのやり方は間違っているかも

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赤ちゃんのお風呂上がりに水分補給をしましょう、とよくいわれますよね。

でもいざ飲ませようとすると、ぜんぜんのんでくれない。
なにか飲まなくて大丈夫なの?他のものを飲ませればいいのだろうか。

そんな風に悩んでしまうことはありませんか?

 

お風呂上がりに何を、いつ、どのくらい飲ませればいいの?

お茶やジュース、人によっては母乳やミルクを飲ませておけばいいという人がいます。
ほんとうにそれでいいの?

そんな質問にお答えしますね。

 

 

お風呂上がりの授乳は必須ではない!

 

お風呂上がりに赤ちゃんに飲み物を飲ませる理由、それは脱水症状を防ぐためです。

大人でも熱い風呂の後は冷たいビールというように、なにか飲み物が飲みたくなります。

これはお風呂に入ることで体の中の水分が汗となって

外に出てしまうために起こる現象です。

 

赤ちゃんは大人より体が小さいですから大人よりもずっと影響が出やすいです。

 

ですから赤ちゃんが体調を崩さないように水分補給を皆が勧めるのです。

でも、子供が全く見向きもしないということもありますよね。

 

母乳ははき出すし、せっかく作った白湯やミルクが冷めてしまって台無し、

もったいない・・・なんてことが我が家でもしばしばありました。

 

こんなときは心配ご無用。

健康な赤ちゃんであればちゃんと自分のことはわかっているのです。

赤ちゃんは欲しいものは我慢しません。ほしいときにほしいだけ飲む。

拒絶するのは今は十分たりているよ、というサインなのです。

 

 

 

 

 

授乳のサイクルを大切に!!

 

中には授乳のサイクルをきちんと決めている方もおられると思います。

お風呂の後は授乳タイムという方は、そのままたっぷり飲ませてあげてください。

水分補給も兼ねた母乳やミルクで、特に他に飲み物はいりません。

 

でも、お風呂の時間が授乳タイムの間に入ってしまったという場合、

どうすればいいでしょうか。

 

サイクルのある方はおなかの太る母乳やミルクではなく、

白湯やお茶といった水分補給だけを目的としたものを飲ませるといいです。

下手に腹持ちのいいものをあたえると、サイクルが狂ってしまうことがあります。

 

 お風呂上がりにはこの赤ちゃん飲料がおすすめ!!

 

いつから何を飲むことができるの?

今までいくつかの飲み物をあげましたが、いつごろから何を飲むことができるのでしょう。

時期に分けてお話しします。

 

 

新生児期 母乳やミルク (白湯)

 

三、四ヶ月 白湯、麦茶、ほうじ茶、赤ちゃん用のイオン飲料(緊急時のみ)

 

六ヶ月 少量の果汁

 

基本的に離乳食が始まるまで母乳とミルクを飲ませていれば問題ありません。

 

白湯も小さいときから飲ませてもかまいません。ただ栄養をとる観点から、

新生児期は母乳やミルクを優先してください。

 

麦茶やほうじ茶も一ヶ月過ぎから飲むことができると書かれた商品があります。

赤ちゃんがいやがらないようでしたら薄めたものを湯上がりに飲ませることもできます。

 

緑茶、紅茶などのカフェインを多量に含んだものは赤ちゃんに与えないでください。

刺激が強すぎます。

 

 

 

飲み物の注意点

 

今まで出てきた赤ちゃん用の飲み物の中で気をつけておいた方がいいことが

それぞれにあります。

 

お白湯は新生児から飲ませることができる飲

み物です。水を煮沸して冷ましてから与えてください。

できれば水の種類に気をつけましょう。

 

ミネラルウォーターの中には硬水といって

マグネシウムとカルシウムの量が多い水があります。

硬水でおなかを悪くする赤ちゃんもいますから、

硬水と書かれているミネラルウォーターは使わない方がいいです。

 

幸いにも日本の水はほとんどが軟水ですので一部の物を

のぞいて使うことができます。

生水と変わらない物もありますから煮沸してください。

 

カフェインの入ったお茶は赤ちゃんには向きません。

カフェインの入っていない麦茶やほうじ茶がおすすめです。

 

大人よりも薄めに煮沸した水でだして、少しずつ新しい味にならしていきましょう。

赤ちゃん専用の麦茶も売っていますから、それを使うのも楽かもしれません。

 

 

甘くておいしいジュースは子供たちの大好物です。

昔はジュースを飲ませるという習慣がありました。

 

しかし、最近では生後半年以下の赤ちゃんに与えない方がいいといわれています。

消化器官が未熟な赤ちゃんは下痢をすることがあるのです。

離乳食が始まったらその進み具合にあわせて少量飲ませてください。

 

イオン飲料も気をつけた方がいい飲み物です。

口当たりよく甘いために赤ちゃんはこればかりほしがるようになります。

糖を使っているために虫歯の原因になりますし、

習慣化すると肥満や食欲不振を引き起こすこともあります。

 

ただ、病気で脱水症状を起こしそうなときにはイオン飲料はよく効きます。

体に吸収されやすいように作ってあるので病気の時は必需品です。

 

 

 

 

 

まとめ

 

・お風呂上がりの水分補給は脱水を防ぐためのものです。
赤ちゃんがほしがらないようなら、必要ありません。

・授乳サイクルの間に入ったときにはお白湯かお茶を飲ませましょう。

・お風呂上がりにはミルクと母乳が最適、白湯、麦茶、ほうじ茶もおすすめ。

・ジュースとイオン飲料は常用しないようにしましょう。

 

 

赤ちゃんは皆個性的で、味の好みもみんな違います。
順調に体重が増えていれば、

赤ちゃん用の飲み物を飲む飲まないはあまり気にされない方がいいかと思います。

うちの子供はお風呂に入ってもあまり水分をとりたがりませんでした。

 

麦茶やほうじ茶のパック、子供用の飲料、いろいろと買い込みましたが、

結局使わず、親が飲んでいました。なかなか飲みやすかったですよ。

 

 

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