あじさいを咲かせたい!今すぐできる育て方と冬越しのポイント

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梅雨の風物詩、あじさい。

その時々で色彩を変えてわたしたちの目の保養になってくれますよね。

じつはあじさいの栽培方法はとっても簡単。

 

生命力が強く、過剰なお手入れが必要ないのが特徴です。

庭植でも鉢植えでも簡単ですので、ぜひお試しください。

 

それにあじさいはドライフラワーにしてもとてもおしゃれにお部屋を彩ってくれます。

今回は、そんなあじさいのお手入れのコツをご紹介!

 

 

 

あじさいの土作りと肥料と水やりのコツ

 

まずはあじさいに適した土作りから。

あじさいは水はけのよい土壌を好むのです。

ご自宅のお庭で栽培する場合にも水はけの良さに気を配る必要があります。

 

種類は鹿沼土、赤玉土、ピートモスの三種類をブレンドした土を使うのがベスト。

そしてこの土選びによってあじさいの醍醐味でもある色彩の変化にも

関わってきますので注意してくださいね。

 

あじさいの色彩はおおまかに分けて青色と赤色の二種類。

土の性質によってどちらの色が反映されるかが変わってきますので、

上手にコントロールしましょう。

 

まず青色のあじさいを咲かせたい場合には土を酸性にする必要があります。

酸性にするにはご紹介した通り

鹿沼土、赤玉土、ピートモスをブレンドした土が良いでしょう。

腐葉土を使用することもおすすめです。

 

次に赤色のあじさいを咲かせたい場合には土をアルカリ性にする必要があります。

アルカリ性を強めるためには赤玉土や腐葉土に苦土石灰をブレンドすると良いでしょう。

 

つまり鹿沼土は酸性より、苦土石灰はアルカリ性よりの土というわけですね。

ちなみに「あじさい専用土」というものも市販されています。

 

 

次に水やりのコツです。

 

もともとあじさいは水がとても大好き。あ

じさいの学名は「ハイドランジア」といい、

日本語で「水の器」という意味になっているほど。

 

水やりのコツは鉢植えと庭植えで大きく異なりますので注意してくださいね。

 

まずは鉢植えから。ホームセンターや樹成園などで販売されている

あじさいは時期的に花がまだ小さい頃なので、

おのずと小さな鉢に植えられて売っています。

 

いずれあじさいが成長すると鉢植えの土が少なすぎて、

水をやっても足りなくなってきますので、植え替えをおすすめします。

植え替え後は土が完全に乾燥してしまう前に水をあげるようにしましょう。

 

 

そして庭植の場合。

 

植え付けしたすぐあとは約一週間ほどしっかりと水をあげますが、

その後は雨の水分だけで充分なので基本的に放置でかまいません。

ただし日照りが続き葉に元気がなくなってきたら水をあげてくださいね。

 

 

 

 

あじさいの剪定時期を知る

 

剪定は次の年も花を咲かせるために欠かせない重要なお手入れです。

もともとあじさいは生命力がとても強く放っておくと、

どんどん成長し大きくなりすぎてしまいます。

 

観賞用のあじさいとしては避けたい事態なので、

時期と切り方に注意をして剪定しましょうね。

 

剪定に適した時期は開花が完全に終わってしまう少し前。

つまり7月半ばくらいまでには済ませるのがベストという事です。

 

あじさいの花は「散る」のではなく「枯れる」ので、

よく観察することが必要となります。

 

 

次に切り方のポイントです。

 

あじさいは茎の先端に花をつけるのが特徴で、

一本の枝に対し葉を規則的な間隔でつけます。

 

この葉と葉の間の感覚を「一節」といい、

花をつけた個所から数えると「花とそのすぐ下の葉で一節」となり、

「その次の葉の間を二節」と数えます。

 

剪定する箇所はこの二節目。

花がつかなかった枝はそのまま残すようにしましょう。

枝自体が完全に枯れてダメになった箇所は根元から切るようにしましょう。

 

そうすると秋ごろにまた新しい目が出てきて、

次の年の5月下旬ごろには栄養が十分にいきとどいた生き生きとした、

あじさいの花がまた咲くようになるのです。

 

剪定後のあじさいをドライフラワーとして楽しむのもとってもおすすめですよ。

 

 

 

 

落葉して始める冬越しのお手入れ方法

 

剪定をし終わりちょうど11月ごろになると、あじさいは落葉を始めます。

一見すべて枯れてしまったような姿になってしまいますが、

内部ではゆっくりと芽を出す準備を始めているので心配無用。

 

あじさいは基本的には生命力の強い植物ですが、

水が大好きなあじさいはやはり乾燥が大の苦手。

冷たい乾いた風から守ってあげる必要があるのです。

 

鉢植えの場合は窓際などの冷えたり乾燥しやすい箇所は避けて置きましょう。

 

庭植の場合は霜が降りてしまう前に不繊布を株にかけると良いでしょう。

株の根の周りには凍結を防ぐためにビートモスを厚めに敷き詰めてください。

 

庭植も鉢植えも、このような冬越しのお手入れをすることで、

翌年だけでなく長くあじさいを毎年楽しむことができますよ。

 

 

 

まとめ

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あじさいは数ある観葉植物の中でもかなり手間いらずで簡単な花です。

過剰なお手入れも必要なく、梅雨の風物詩として長く楽しめます。

 

ただし庭植の場合、お手入れが簡単で生命力が強いがゆえに、

 

放っておくとどんどん成長してしまい、株全体の背が高くなりすぎてしまいます。

 

やはり観賞に丁度良いのは花が目線の高さ程度。

水やりや土選びよりも剪定に栽培のコツがあると言えるでしょう。

 

梅雨のうつうつとした長雨に心の潤いを与えてくれるあじさい。

上手にお手入れをし長く楽しんでくださいね。

 

 

 

 

 

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