赤ちゃんの出産後は体に多くの変化が発生します。
そのうちのひとつが髪の毛です。
加齢での白髪は35歳から、とよく言われていますが、
出産後にも白髪は発生しやすくなっちゃうんです。
この白髪、何とかしたいですよね。
でも、そもそもこの出産後の白髪ってどうして発生してしまうのでしょうか?
何か白髪を治すいい方法はないのでしょうか?
今回はそんな出産後の白髪について原因と対策をご紹介していきます!
最後には白髪染めについてもご紹介しているので、最後まで必見です!
産後の白髪は何故起きるのか?
産後の白髪はどうして発生してしまうのでしょうか?
その原因は加齢以外に大きく3つ挙げられます。
ホルモンバランスの変化
出産後は急激にホルモンの量が減少し、白髪や抜け毛につながってしまいます。
女性ホルモンのうち、エストロゲンと呼ばれるものが毛髪に関わっています。
出産後のホルモンの減少によってエストロゲンも
大きく減少し白髪や抜け毛につながってしまいます。
ストレス
出産によって生活が大きく変化します。
そのストレスや、赤ちゃんへの授乳による睡眠不足による
ストレスが白髪の発生の原因につながってしまいます。
栄養不足
授乳によってお母さんの身体は以前よりも栄養不足がちになっています。
この血液中の栄養不足によっても白髪が発生しやすくなります。
これは髪の毛の色素をつくるメラノサイトという組織に栄養がいきわたらず、
髪の毛の色をつくることができず、
その結果として白髪につながってしまうのです。
髪の毛はそもそも体の余った栄養でできているので、
身体が栄養不足の状態になっていると
髪の毛に栄養が届かないことになってしまいます。
産後の白髪はこのホルモンバランスの変化、
ストレスや栄養不足によって発生してしまいます。
この産後の白髪、何か対策をとることはできないのでしょうか?
治す方法はあるのか?要確認!
産後の白髪を治す、というのはできるものではありません。
が、発生させにくくする方法はあります。
それは、ストレスをなるべくためないようにすることと
バランスの良い食事をすることです。
先ほどご紹介した原因を少しでも軽減させることが大切です。
赤ちゃんを育てるということは大変なことでなかなか慣れないものですよね。
やることが一気に増えるし、生活時間も大きく変わります。
旦那さんや家族に少しでも協力をしてもらい、少しでも休む時間をつくりましょう。
過ぎたストレスは健康にも悪いものです。
何か一つ家事を変わってもらう、
でもいいので少しでも手伝ってもらいましょう。
ストレスを少しでも減らすことで血流がよくなり、頭皮の血行が良くなります。
そうするとメラノサイトにも栄養がいきわたるようになり
白髪の発生を抑えることができます。
出産後の身体は体力の回復や赤ちゃんへの授乳のために栄養不足になりがちです。
なるべくバランスの整った食事をできるように、
食品を購入するときは栄養バランスのチェックをしてみましょう。
また、食事に大豆製品やビタミンB群を少し多めに摂るようにしましょう。
大豆は髪の毛の元となるたんぱく質を含んでいます。
ビタミンB群、特にビタミンB2は髪の毛や肌などの
身体の部品を作ってくれる働きがあります。
ビタミンB2はレバーに多く含まれています。
ストレスをなるべくためないようにしつつ、
食事の栄養バランスにも注意してくださいね!
産後の白髪染めは有効か?
ここまで出産後の白髪を増やさないための対策についてご紹介してきました。
最後は白髪染めについてご紹介していきます。
もうできてしまっている白髪に対しては白髪染めが有効です。
というのも、黒い髪の毛は新しく伸びてくる部分にしかできないからです。
そして、長くても1か月に1cmほど。
かなり辛抱強く待たないといけません。
白髪染めは授乳中など赤ちゃんに影響を与えてしまう可能性がある場合などは
かかりつけのお医者さんに相談してからにしましょう。
これは赤ちゃんを守るのはもちろんですが、
お母さんの身体を守ることにもつながります。
出産後の身体はいつもよりもデリケートな状態になっていて、
ちょっとの刺激でも大きな影響を与えてしまうことに
なってしまいかねないからです。
白髪染め剤はなるべく低刺激の、
天然成分の配合されているものを使うようにしてくださいね。
また、使用前は必ずパッチテストを行って、異常が出ないことを確認しましょう。
まとめ
出産後の白髪についてご紹介してきました。
出産後の白髪はホルモンバランスの変化や生活の変化などによるストレス、
栄養不足によって起こってしまいます。
もう生えてしまっている白髪は黒くするには白髪染めをするしか方法はありませんが、
発生を抑えるためには原因を取り除いてやることが必要です。
十分な休養、栄養バランスの整った食事を意識して
さらなる白髪の発生を防いでいきましょう!
ストレスを減らすためには時には周りの人に頼ることも大切です。
少しの勇気でいいので周りに助けを求めてみましょう。
また栄養は生きていく上でも重要です。
食べることだけでなく、食べるものの栄養バランスに
少しだけでもいいので気を配ってみてくださいね。
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