血液型で生まれる赤ちゃんの親の組み合わせもわかるってホント?

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ドラマで子供が事故で急な手術の時に、

家族の輸血が必要となるというシーンがよくあります。

その時に初めて家族の血液型がわかるという設定です。

こんな場面で、本当の親子にはあり得ない血液型の

組み合わせが発覚して悲劇を生むなんて話が多くありますね。

 

今では、『輸血後GVHD』の問題で親子間の輸血は

タブーとされていますからもうこんなドラマは作れないでしょう。

でも、本当の親子にあり得ない血液型の組み合わせとはどんなものでしょう。

生まれてくる赤ちゃんと両親の血液型の組み合わせについて調べてみました。

 

血液型が同じ夫婦から生まれる赤ちゃんが同じ血液型とは限らない

夫婦が揃って同じ血液型のA型だとします。

その夫婦に誕生した赤ちゃんはやはりA型なのでしょうか。

答えはNOです。

 

A型夫婦の子供にもO型の子供が生まれる可能性があるのです。

その比率はA型の子供が84%、O型の子供が16%です。

 

ご存知の通り、『ABO式』の血液型の分類はA、B、O、ABの4種類ですが、

A型にはAAとAOの特性を持っています。

また、B型にはBBとBOの特性があります。

 

つまり、A型同士の夫婦にO型の子供が生まれても何も不思議はないのです。

それと同じようにB型同士の夫婦にO型の子供が生まれることもあるのです。

 

A型とB型は2種類に別れているので、

生まれてくる赤ちゃんがどちらの血を引き継いでも異常ではないのです。

 

しかし、AB型は1種類しかなく、O型も同じく1種類しか持っていません。

そのため、O型同士の夫婦の場合はO型の子供しか生まれません。

 

AB型同士の夫婦にはA型、B型、AB型と子供の生まれる可能性があります。

子供の血液型の組み合わせで一番多いのは、

A型とB型の夫婦で、A型、B型、O型、AB型と全ての血液型が現れます。

血液型のオンパレードですね。

 

血液型で浮気がバレることもある生まれる赤ちゃんと親の組み合わせ

では、反対に絶対にあり得ない親子の血液型の組み合わせを下記に列記してみましょう。

 

・A型とA型の夫婦・・・・・B型とAB型は生まれない

・B型とB型の夫婦・・・・・A型とAB型は生まれない

・O型とO型の夫婦・・・・・A型とB型とAB型は生まれない

・AB型とAB型の夫婦・・・・O型は生まれない

・A型とO型の夫婦・・・・・B型とAB型は生まれない

・A型とAB型の夫婦・・・・・O型は生まれない

・B型とO型の夫婦・・・・・・A型とAB型は生まれない

・B型とAB型の夫婦・・・・・O型は生まれない

・O型とAB型の夫婦・・・・・O型とAB型は生まれない

 

万が一A型同士の夫婦でB型の子供が生まれてしまったら・・・

それはどういうことになるのでしょうか。

まさか今流行りのふ◯んを奥さんがしていた?と疑ってしまいますよね。

 

先ごろ、ニュースで報じていたものにこんな血液型の問題がありました。

その夫婦には決して生まれないはずの血液型の子供が生まれたので、

奥さんは浮気を疑われて離婚されてしまったそうです。

それから何十年も経った今になって病院での取り違えがわかったということです。

 

決して生まれない子供が誕生してしまったらどうなるのでしょうか。

病院の取り違えという重いミスもあるかもしれませんが、

浮気がバレてしまうなんてことも・・・。

心当たりの方はお気をつけくださいね。

 

血液型でわかる生まれる赤ちゃんの本当の父親

そんなことで、隠していても本当の父親がわかってしまうことになります。

事情があって血縁関係のない家に養子にもらわれていった場合も

血液検査で出生の秘密が暴露されることもあります。

当人としては並大抵のショックでは済まされない出来事でしょう。

 

そういった事情を持つ家庭では血液検査を忌まわしく思うことでしょう。

昔の学校では血液検査をしたので、そんな問題も起こっていたのでしょうか。

 

しかし、何事にも例外というものがあります。

本当に稀ではありますが、血液型キメラといって2種類の血液を持つ方もいます。

さらに、父親がO型で母親がB型なのにA型の子供が生まれることもあるというのです。

これはシス型と呼ばれる1つの染色体に

AB型両方の遺伝子を持つ血液型の親の子供の場合です。

 

他にもボンベイ型といって、AやBの遺伝子を持っているのに、

検査ではO型と判定される場合があります。

こういう人の子供は、夫婦がO型であるにも関わらずA型やB型の子供が生まれます。

 

あり得ない血液型の組み合わせの子供が生まれたからといって、

必ずしも奥さんが悪いというわけではないようです。

 

まとめ

夫婦の血液型によって生まれてくる子供の血液型がある程度予測されます。

同じA型同士のカップルからは当然ながらA型の子供が生まれます。

しかし、O型の子供も16%の確率で生まれるのです。

O型同士のカップルからはO型の子供しか生まれません。

 

血液型の組み合わせというものはなんとも不思議なものですね。

カップルの組み合わせからあり得ない血液型の子供が生まれてしまったら、

大変なことになりますね。

さては・・と奥さんを責める夫もいるでしょう。

 

しかし、例外的に稀な血液型もあります。

あり得ないはずの血液型の子供が生まれることも絶対ないとは言い切れないのすね。

 

そこが難しいところですが、また、面白いところでもあります。

単に血液型の組みわせといってもとても奥が深いのです。

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