再婚をする際の手続き方法ってご存知ですか?
子連れで再婚する場合は、
子供を「養子にするか、しないか」で手続きが変わります。
では早速詳しくみていきましょう。
再婚する際の手続きの流れは?
再婚をするときの手続きの流れは、
子供を養子にするか、しないかで変わってきます。
子供を養子にする場合
- 役所に「婚姻届」を出す
- 養子縁組の資料を提出する
子供を養子にしない場合
彼の戸籍に入る場合
- 役所に「婚姻届」を出す
- 家庭裁判所に「子の氏の変更許可」の申し立てをする
- 役所に「入籍届」を出す
彼があなたの戸籍に入る場合
- 役所に「婚姻届」を出す
の大きく分けて3つの方法です。
どの場合も変わらないのは、
役所に「婚姻届」を出すことです。
その他にも、再婚をすると、
「児童扶養手当」などの制度が利用できなくなるため、
「資格喪失届」の届け出が必要になります。
また、婚姻届提出後に、
新しく彼の扶養家族として彼の社会保険に加入する場合は、
その手続きも必要になります。
再婚の話をする際に、公的な手続きや、保険などについても、
事前に二人で確認しておくと良いでしょう。
子供の名前は変更させるべきなのか?
再婚をするにあたって気になるのは、子供の名前です。
子供の年齢が大きくなればなるほど、どうするべきか悩みますよね。
学校でイジメに合わないかという心配や、
受験を控えている子供の場合は、受験の時の名前は変わっても問題ないの?
子供自身が名前を変えたくないと言っている。
といった悩みも実際にあるようです。
再婚の手続きの方法は大きく3つですが、
再婚する際に、自分が彼の苗字になる場合は、
子供と自分の名前を同じにするため、
多くの人は子供の戸籍を写し名字を変える場合が多いです。
自分と子供が同じ苗字を名乗るもう一つの方法は、
彼が自分の戸籍にはいることで、
子供は自分(母親)の戸籍なので名前もそうですが、
子供に関する手続きは不要で、婚姻届のみの提出で再婚できます。
養子縁組は、名前が変わるだけでなく、相続権や扶養義務なども発生します。
この養子縁組の手続きは、子供の年齢によって手続きをする人が変わります。
子供が15歳未満の場合は、法定代理人として親権者がサインをします。
そのため、子供の母親もしくは父親が決めます。
しかし、15歳以上の場合は、
届け出は子供本人になり、
子供本人が、署名や押印欄にも自分でサインをして印鑑を押します。
お子様が15歳以上であれば、再婚を気に
しっかりと子供と話してみてはいかがでしょうか。
子供に話をするときになんて言うのが1番良いのか?
子連れで再婚をする際に、やはり大切にしなければいけないのは、
何と言っても子供の気持ちです。
子供の気持ちを十分に配慮できなければ、
幸せな結婚生活はおくれないと言っても過言ではないでしょう。
親が子供に再婚を打ち明けるタイミングは、
子供の年齢や、性格、性別によっても変わってきます。
子供が2歳くらいまでの時
子供が小さいうちは、子供の記憶がしっかりしていません。
そのため、子供がなついてくれる可能性は高く、
再婚はしやすいでしょう。
子供が3歳くらいから思春期
この時期の子供がいる場合は、慎重に考えてからの再婚がおすすめです。
なぜなら、子供が3歳を超えると、大人が思っている以上に、
色々なことを理解してきますし、記憶もしっかりと残ります。
さらに、もう少し子供が大きくなってくると、
違うお父さん、もしくはお母さんの存在に嫌悪感を持ったり、
実親が恋に走っているという現実に、子供が精神的に不安定になってしまう場合があります。
そうなると、精神科に通うことになったり、イジメや非行に走ったりなど、
行動にも様々な影響がでることがあります。
子供が成人してから
シングルマザーは子供が成人してから再婚を考える人が、
多いのではないでしょうか。
子供が成人する年齢になると、親と自分の人生を分けて考えることができるため、
再婚を認めてくれたり、祝ってくれたりするケースもあるようです。
また、子供が女の子の場合は、お父さんが異性なだけに、
性虐待を受ける可能性は絶対ないとは言い切れません。
そのため、女の子の方が、再婚に嫌悪感を抱く子供が多くなります。
一方、男の子であれば大丈夫かな?と思うのはそうでもありません。
男の子でも2歳くらいの小さな子供であればいいのですが、
ある程度大きくなると、お母さんを取られたと言う気持ちが芽生えます。
なぜならば、お母さんと男の子は異性なので、
女の子がお母さんを取られた!と思うのとはまた違って、
異性としての感情がそこには存在します。
再婚を子供にどのような話し方をすれば良いのか?
と悩む方は多いかと思います。
しかし、子供の年齢や、性別や性格で個人差はあります。
どの年齢や性別の子供にも共通して言えることは、
「いきなり再婚の話をされても拒絶される」ということ。
いきなり本題を話すよりも、普段の会話や行動などを、
十分に見極めて、子供一人ひとりにベストなタイミングで、
打ち明けるのが良いでしょう。
まとめ
子連れで再婚をする際には、
自分と相手とが幸せだけでは幸せな生活は成り立ちません。
しっかりと家族全員が幸せになることを考えながら、
慎重に進めていきたいですね。
コメント